新築と中古

年間で建築される新築住宅と販売された中古住宅の割合
(平成18年データ:住宅金融公庫)


日本    新築 89%  中古 11%

アメリカ  新築 21%  中古 79%

イギリス  新築 11%  中古 89%

日本は、圧倒的に中古物件が少ないですね・・・。


 ・住宅の構造の違い(木造か石造りかなど・・・)

 ・中古住宅の品質や図面などが不透明である。

 ・日本人独特の中古のモノ(魂が宿る、穢れ・・・など)に関しての感覚

  などいろいろな理由が考えられますが


一番大きな問題は、30年で建物の資産価値が無くなってしまうことじゃないかと思います。

日本は、固定資産税の税制上で、建築されて25~30年経過すると

固定資産税は0円(税金が無くなるのはうれしいですが・・・)、

つまり価値が無くなってしまいます。

(それによって、中古物件の値段、融資、火災保険なども決まっています・・・。)




一生懸命建てた家が、ローンが無くなる頃、価値がなくなってしまうのは悲しい気がします。

個人的な問題でもありますが、

国レベルで考えても30年ごとに資産が吹き飛んで、

国全体の資産価値としての「住宅」を蓄積することが難しくなっています。

日本人が働いても働いても、豊かになれなかった理由の一つが

この問題であると指摘されている方もいます・・・。


建築の作り手としては、制度の変更は難しいですが・・・

そういった観点からも、きっちりとした「家づくり」を大切にしていきたいと思います。

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