段差について

バリアフリーとは、本来、障害者や高齢者などの社会生活弱者の方が社会生活をする上で、
生活の支障となる物理的な障害や精神的な障壁を取り除くための施策、
また、具体的に障害を取り除いた状態のことをいうそうです。

世の中では、この言葉がかなり浸透しましたが、
単に段差をなくすことの意味合いで使用されていることが多いようです。

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(アトリエ階段1)

階段を代表とする「段差」だけが悪者にされている構図は、
「オール電化」「二酸化酸素削減」「チームマイナス6%」「高気密高断熱」
「外張り断熱」「ダイオキシン問題」「オゾン層の問題」
などの”キャッチな言葉”の使われ方とよく似ています。

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(アトリエ階段2)

それぞれの言葉は、一種のブームのように消費されて、
時間の経過とともに劣化しているような気がします。

その言葉の風化とともに、問題の本質も忘れ去られてしまいそうで、
逆に問題が見えにくくなってきているのではないでしょうか。

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(アトリエ階段3)

安易に段差を解消することが目的になって、
本来の根本的な問題の解消が、置き去りになっています・・・。

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(アトリエ階段4)

これでは、本来の「バリアフリー」という言葉も「階段」も浮かばれません。

視点を換えて「階段」のある意味について考えてみると
「階段」の効果や利点もたくさんあります。

とてもアナログ的ですが、その時々で、それぞれの人たちが自分の頭を使って
個別に問題の本質を考えることが重要な気がします。

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(アトリエ階段5)

今日は、ちょっと階段の肩を持ってみました。

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