【菫(スミレ)の戦略】 (ブルゾンちえみ じゃ ないけれど・・・「待つの」)

山路来て何やらゆかし菫草(すみれぐさ)

春の芭蕉の句です。

野山で咲く印象のあるスミレですが、都会のアスファルトの隙間や庭先でもよく見かけます。

スミレの種には、「エライオソーム」という物質が付着しています。

この物質の成分は脂肪酸、アミノ酸、糖で、蟻たちが大好物。

種といっしょにせっせと巣まで運んでくれるそうです。

そして、いらなくなった種は、巣の外にポイ。

蟻の巣(土のある所)の側に、スミレが増えていくという戦略です。

アトリエの庭、大きな欅の根元にもスミレの花が咲きました。

蟻たちの仕事の成果。

そういう観点で見てみると、紫の花の群生が、違ったふうに見えてきます。

ちなみに、カタクリの種子にも「エライオソーム」が付着しているらしいですよ・・・。


参考図書「身近な雑草の愉快な生き方」稲垣栄洋

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