有機な日々 (設計事務所ってどんなトコロ?)

建築設計事務所「独楽蔵(こまぐら)」での有機的な生活と仕事について

【芝のお手入れ:エアレーション】

啓蟄(けいちつ):菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

土の中から、虫たちが這い出してくるこの季節。

芝の成長もこれからです。

スパイクのついた道具を使って、一定の間隔で、土に穴を開けていきます。

芝の根に空気を送ってやることで、芝を活性化させるのです。

この作業をエアレーションといいます。


このエアレーションによって、水はけも良くなりますし、古い根の根切りの刺激で、より発育が促進されます。

今日は久しぶりにいい天気になりました。朝一番の仕事は屋上の芝のエアレーションです。

17351977_1405149572898814_153782204057902458_n.jpg

17352510_1405149562898815_791551958432324455_n.jpg

17361985_1405149569565481_5776721039101024352_n.jpg

17353364_1405149566232148_452849374277075683_n.jpg

独楽蔵ホームページはこちら



  1. 2017/03/16(木) 13:35:49|
  2. 事務所の環境|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

【冬に伐採した生木は、ホントに含水率が少ないのか?】

先日の薪作り、チェーンソーを使うと、かなりの「おがくず」が出ます。

もちろん、この「おがくず」も燃料になりますが、

袋に集めて置いておくと内側にはビッチリと水滴がついています。

やはり、生木には水分がたくさん含まれていますね・・・。

冬は、木々が根から水を吸い上げなくなったり、

葉を落として(常緑樹は別ですが・・・)光合成をしない休眠状態なので、

木を伐採したり薪作りに、いい季節だといわれます。


木の種類や大きさによって異なりますが、

生木の含水率(木に含まれる水分の割合)は、100%~200%。

製材として使用する際は、これを20%以下までに乾燥させていかなければなりません。

ですから、最初から(伐採したときから)、含水率が低いほうが、都合がいいわけです。


木の活動が止まっている冬に伐採した生木は、感覚的に含水率も低い気がするのですが・・・、

どうやらそうでもないようです。

個体差はありますが、いろいろなデータによると、季節による差異はあまりないそうです。


これには、ちょっとびっくりです。

木が活性化する春から夏に切った枝からは、

それこそ水分が垂れるように落ちてきますし、害虫もたくさん集まってきます。

いかにも、含水率が高そうな気がするのですが・・・。


では、一体何が違うのか?

ホントの違いは、デンプンの量なのです。

木々の成長の素となる糖類(グルコース)は、葉の光合成によって作られますが、

量が過剰になると、辺材(外側の白っぽい部分:白太)の部分でデンプンに形を変えて、貯蔵されるそうです。

デンプンは、供給・備蓄・消費が繰り返されるので、時期によって含有量にかなり変化があるそうです。

4~7月の間が、含有量が多く、9~12月は少くなります。

多くの害虫、カビなどは、このデンプンが原因で発生しますので、その時期とも合致します。


ですから、「冬場に伐採した生木は、含水率は少ない。」は不正解で、

「デンプン含有量が少ない。」が正解です。

よって、その側面からは伐採に適していると言えます。



次回は、「葉枯らし乾燥」や「新月伐採」について書いてみようと思います。

16996398_1386399728107132_2475313725053081597_n.jpg

16997990_1386399731440465_3936077487578687646_n.jpg

独楽蔵ホームページはこちら


  1. 2017/02/28(火) 16:11:51|
  2. 事務所の環境|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

事務所の春は・・・

今日の午後は、冷たい風でしたね。

事務所の春は、毎年、ユキヤナギの葉から・・・。

16832268_1300929699966980_3721914832906967889_n.jpg


独楽蔵 ホームページはこちら


  1. 2017/02/21(火) 17:50:21|
  2. 事務所の環境|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

【薪ストーブの煙突は何のためにあるか?】 (ペレットストーブとの大きな違い ①)

上記の質問に「煙を外に出すため」と答える方が多いのではないかと思いますが、その答えは、△です(笑)。

正解は、「ドラフト(上昇気流)によって自然排気することで、

薪の燃焼に必要な空気をストーブ本体に自然給気でさせるため」です。

燃焼温度が高かったり、外気が冷えて室内との温度差があるほど、気圧差ができ、より強いドラフトが発生します。

よって、ストーブ本体と同じくらい煙突をどう作るのかが重要です。

強いドラフトを作るための煙突は・・・、

①なるべくまっすぐ立ち上げる

②横引き部分を設ける場合は、1m以内にする

③ドラフトが弱まらないために、保温効果のある二重煙突を使う

④4m以上立ち上げる


ですから、薪ストーブは自然吸排気というところがミソで、それには考えられた煙突が必要なのです。

ですから、設計の際には、煙道について、ずいぶん気を使います。

煙突のメンテナンスのこともありますし・・・。


薪ストーブに似た暖房器具に、燃料に木質ペレットを使う[ペレットストーブ]があります。

ペレットは、間伐材や製材端材を乾燥→破砕→圧縮した小粒上の固形燃料のことです。

ペレットは、乾燥圧縮の加工がされているので、体積は木材チップの1/2、

容積当たりの発熱量は3倍の優れた燃料です。

体積が小さくなる分、輸送などにはとても有効ですが、

圧縮してある分、自然吸排気の完全燃焼には少し難があります。

(ロケットストーブなどでは大丈夫そうですが・・・)


ですから、ペレットストーブは燃料はペレットなのですが、

電気でファンを廻して、強制吸排気(FF式)、強制排気・自然吸気(FE式)のタイプが主流です。

ペレットを燃やす暖房なのに、ファンやペレットの補充に電気を使うという違和感が多少ありますが、

反面、自然のドラフトが必要ありませんので、長い煙突が必要ないというメリットもあります。

(最近は自然吸排気型のペレットストーブも登場しています)

今回は煙突について・・・。次回は「木質ペレット」について考えてみます。

tashiro1009.jpg

  1. 2017/02/19(日) 14:52:34|
  2. 事務所の環境|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

【築40年 入母屋屋根が立派な旧家のリノベーションに挑戦中です】

昭和時代の大きくて立派な住宅ですが、

外観は、階高が高くて全体的に腰高な雰囲気ですので、

既存の大屋根の下に大きな庇を廻して軒を深くし・・・、

重心を下げるように心がけました。


新たな庇の設置は、既存の屋根がかなり入り組んでいたり、

大きな銅製の縦樋が干渉したりで、かなり悩みながら現場で調整。


外壁も下地部分で構造用合板で囲んで、耐震性も確保します。

当時の新建材は、今では逆に古さを感じてしまうので、

すべて撤去して、オーソドックスなモノにしていく予定です。


大工さんと打ち合わせをしようと思って現場に来てみましたが、

今日は内部のウレタン(吹きつけ断熱材)作業中でお休みでした・・・。残念・・・。

170211-01.jpg

170211-02.jpg

170211-03.jpg

独楽蔵ホームページ

  1. 2017/02/11(土) 23:30:40|
  2. 事務所の環境|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

| ホーム | 次のページ